とくやまBlog

2017年10月24日 火曜日

変形性ひざ関節症。

【変形性ひざ関節症について考えてみる】

ひざが痛くなると、
多くの人は病院でレントゲンを撮ります。

ほとんどの方が、「変形性ひざ関節症」と診断されます。

軟骨がすり減っている
半月板がどうのこうの
骨が変形して神経に当たっている

と、言われ、

「変形しているから痛いんだー」
「軟骨がすり減っているから痛いんだー」

と、患者さんは思うわけです。

身近にいる、膝が痛いご高齢の方にに聞いてみてください。

100%に近い確率で、「軟骨が悪い。変形している」という答えが返ってきます。

その悪者にされている、「ひざの変形」を治すために、
関節鏡の手術などをする方も多いのですが、、、

手術したにも関わらず、痛みが残っている患者様も大勢おられます。
ほんとに大勢おられます。

手術で、変形や半月板を治したにも関わらず痛みが残る、、、

本当に、変形や軟骨の摩耗、半月板が痛みの原因なの??

こんな報告があります。

【健常者の89%に異常所見】
健康で膝の痛みのない人710名を対象に、膝関節をMRIで調べてみた所、、、89%に何らかの変形が見られた。
http://www.bmj.com/content/345/bmj.e5339


【半月板断裂手術、偽手術と差なし】
半月板断裂症状がある患者146人を対象に、関節鏡下半月板部分切除術とウソの手術(やったふり)を比較した所、12か月後に痛みの差はなかった
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1305189

【半月板断裂手術、理学療法と同等】
変形性関節症で半月板断裂の患者351人を対象に、関節鏡下半月板部分切除術と理学療法の治療効果を無作為化試験で比較したところ、6ヶ月目でも12ヶ月目でも痛みの改善具合に差はなかった
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1301408

あらあら、、、(^_^.)

この報告から考えられるのは、

膝の変形なんて、50歳を超えてくれば誰でもあるもの。
シミや白髪と同じで無害。

半月板の断裂やかけているのは痛みと関係がない。

だって、半月板を修復する手術が「ウソの手術」や「リハビリ」とを競わせても、治りが同じなんだから。

ということです(-_-;)



2002年の、「米国スポーツ医学会賞」を受賞した、

変形性膝関節症の関節鏡手術・関節内洗浄は、プラセボ(シャム群)と変わらない。

という有名な研究。

本当に、変形や軟骨の摩耗、半月板が痛みの原因なの??

腰痛と同じで、
膝の関節の変形や、軟骨の摩耗と痛みは関係ないのではないでしょうか。

やはり、筋骨格系疾患ということで、

脳や心が影響しているのは間違いありません。

個人的には、筋肉や筋膜も関係していると思っています。

何はともあれ、

上記のような論文が発表されているわけですから、

「変形しているから膝が痛い!」
「半月板が悪いから治らない!」
「加齢によるものだから治らない!」
「無理をすると膝に負担がかかり悪くなる!」

という思い込み・先入観は捨てた方が良さそうですね!

脳で痛みを感じやすくなってしまいますから(^_^.)





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投稿者 とくやま整骨院

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